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沖縄県石垣市 国立公園・石垣島での山登りを徹底解説

ヤラブ岳の魅力

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「ヤラブ岳ってどんな景色?」
「何分くらいの登山?」
「どんな道のり?」

世界屈指の海に囲まれた島々が一望でき、時には、南国特有の動物達が歓迎してくれるヤラブ岳。近年、多くの方が山頂からの絶景をSNSで拡散してくれ、その魅力に、島外問わず多くの人が訪れる様になりました。

見晴らしの良さと、車で山頂付近まで行ける利便性が、石垣島の山ならではの魅力です。

 

このページでは、石垣島の数ある観光地の中から、ヤラブ岳に焦点を当て、徹底的に解説します。石垣島で山登りという新しい選択肢ができ、皆さんの大切な石垣島での時間が有意義になれば幸いです。

 

石垣島に位置する山、ヤラブ岳は標高216mです。島には高い建物が無い為、見晴らしが良い高台が多くありますが、ヤラブ岳山頂からは、サンゴ礁の海に囲まれた石垣島が一望できる、壮大な景色が広がります。

石垣島は、沖縄本島の那覇市(県庁所在地)から約400㎞離れた場所に位置します。東京-大阪間が約400㎞なので、こう考えると距離感が想像しやすいかもしれません。

石垣島と言えばサンゴ礁の海、というイメージが多くの方に定着する様になりました。又、石垣島には沖縄県で一番高い山、標高526mの「於茂登(おもと)岳」を中心に、山が多く点在するという事で、近年、山にもスポットが当たる様になっています。

 

石垣島から南には竹富(たけとみ)島や西表(いりおもて)島、波照間(はてるま)島等多くの島があります。石垣島を北限としたこれらの島々の総称を八重山(やえやま)諸島と呼び、八重山諸島が日本最南端諸島です。

島のほぼ中央に位置する沖縄県最高峰の於茂登(おもと)岳を取り囲む様に、小高い山が点在する石垣島。於茂登岳が目隠しをしてくれるので、石垣島は東西南北で異なる風景が楽しめます。石垣島の西に位置するヤラブ岳、ヤラブ岳だからこそ見られる景色が特別で、石垣島の北部から竹富島や西表島、条件がそろえば波照間島まで見られます。

世界屈指のサンゴ礁に囲まれ、日本有数のリゾートアイランドとして知られるようになった石垣島。山頂からの見晴らしの良い景色が、石垣島ならではの魅力です。

その他、うたくなー石垣島が推奨する登山コースはこちら

 

ヤラブ岳山頂は、視界をさえぎる植物が殆どない岩場なので、壮大な景色が展望できます。見晴らしの良い岩場の一角に、真横に突き出た、独特な形をした岩があります。この独特な形をした岩を見ると、皆さん様々な想像が掻き立てられる様です。「ノルウェーのトロルの舌みたい」「ウナギみたい」等、口にされます。私はこの真横に突き出た岩の上に立つと、孫悟空の「よし、行くぞ!きんとうん!!」というシーンが頭をよぎります。

勿論、ヤラブ岳山頂の岩場は自然にできたものです。昔々、火山が噴火した際、急激に冷え固まって出来たマグマ由来です。

石垣島の西部に位置するヤラブ岳は約130万年前、一つの独立した島でした。長い歴史を経て今に至る事を考えると、ダイナミックな歴史を感じます。


 

 

ヤラブ岳の登山コースは2つあります。山の麓(ふもと)から登るコースと、山頂付近から登るショートコースです。麓から登るコースは、片道約1時間の登山で登頂できます。ショートコースはゆっくりペースで片道約10分の登山で登頂できます。2つのコースは山頂まで交わらない、別のルートです。
 

どちらのコースも、本州の様な整備された登山道ではなく、植物が密集する森の獣(けもの)道を登り行くイメージです。山頂へ到着するまでの道中は、葉っぱに擦れる程道が細く、頭上も植物に覆われた場所です。

「けもの道」「ジブリみたい」「緑のトンネル」「恐竜が出てきそう」等、ヤラブ岳山頂の独特な形をした岩と同様、登山道も様々な想像力が引立てられる様です。森におおわれた登山道からは景色が見えません。これが良い演出となり、山頂の景色を見た時の感動がより深まります。

 

ヤラブ岳登山道ショートコースの登り口まで、林道が整備されているので車で行く事ができます。

ヤラブ岳の麓(ふもと)からショートコース登り口までは、車をゆっくり走らせて約10分です。ショートコース登山道登り口周辺には、車2・3台の駐車スペースがあります。

山の中に整備された林道も登山道と同じく、木に覆われているので、景色は見えませんが、時間帯や雲の流れによって木漏れ日が心地良い空間です。石垣島の市街地からヤラブ岳までは距離が離れているので、ヤラブ岳林道は、基本的に人工的な音が聞こえない自然の臨場感が広がる場所です。

ただ、道幅は自動車が丁度すれ違える程度で、道路脇の側溝にはフタがありません。又、動物が飛び出してくる事もあります。運転には注意を払い、車窓から天然記念物の動植物との出会いお楽しみ下さい。

 

ヤラブ岳はショートコースの登山ルートがあるので、気軽に楽しめる場所です。八重山諸島の多くの子ども達は自然に抵抗が無く、ジャングルジムのように手足を上手に使い、3才頃から自分の足で登頂します。ただ、60才前後の年齢を境に、日頃鍛えている方でも、「平坦な道は大丈夫なんだけど、段差を登ったりするのは苦手」という方が多くいらっしゃいます。個人の体力次第なのですが、あえて言うのであれば、ヤラブ岳ショートコース登山の対象年齢は3才~60才です。八重山諸島の登山道は全般、殆ど整備されていない道と考えた方が良いです。ヤラブ岳登山道は傾斜が急な場所なので、特に天候不順時は体力を考慮した判断を行って下さい。

 

外国人記者

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ヤラブ岳は、10分で登山できる山なので日の出に合わせて登る事もできます。又、ヤラブ岳は石垣島の最西部、ヤラブ半島の中に位置しますので、ヤラブ半島内には、夕陽が綺麗なスポットもあります。時間帯や場所を考慮し行程を組めば、この半島内だけで何通りもの楽しみ方ができます。

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このヤラブ半島には約400年の歴史がある崎枝(さきえだ)村があり、この崎枝村に伝わる民謡は、今もお祝いの席では定番の曲として知られています。

昔の人は暮らしをうたにし、人と人が向かい合い脈々とうたい継がれています。民謡から紐解く事のできる歴史や文化、その音色こそ、美しい景色の背景にある魅力に気付かせてくれます。

一周約15キロの小さな半島には、魅力がギュッと凝縮されています。ヤラブ半島の美しい自然と文化を体験すれば、一生忘れられない時間となる事でしょう。

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アクティビティーは安心安全の上に成り立ちます。情報収取、装備品、救急用具、保険、ツアーガイドを付ける等、事前に怪我や事故のリスクを回避する事で、ヤラブ岳登山を楽しむ事ができます。石垣島で山登りという新しい選択肢を持つ事で、皆さんの大切な石垣島での時間が有意義になれば幸いです。

 


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