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「うたくなー」の由来

八重山には昔ながらの文化が今も色濃く残っています。私の実家、石垣島の登野城という村には、赤瓦屋根の伝統的な家が多く残り、お祝いやお祭りの際には島の唄が聞こえてくるどこか懐かしい雰囲気があります。私は大人になってから、日に日にこの暮らしに魅せられるようになり、今では近所の長老から方言など島の文化を教わっています。

 

これまでに教えていただいた方言の中で、私が何だか好きな、お気に入りの言葉が「ヤマクナー」と「クナーブス」です。この近所のおじいさんが若い頃は、家造りは近所の人たちが協力して、自分達で建てるのが当たり前でした。山へ木材を切り出

しに行く際、身長の違う二人で木材を運ぶとバランスが悪く片方に負担がかかります。そこで、似たような体つきでペアを組んでいて、このペアを「ヤマクナー」と呼んでいました。

また、スバルという名前の星がありますが、登野城村ではスバルの事を「クナーブス」と呼びます。星の事を「ブス」、この二つの言葉に共通する「クナー」の直訳はなかなか難しいのですが、「仲間」という言葉が近いとの事です。スバルは沢山の星が集まっていて、そのひと固まりをスバルと呼びます。登野城村の昔の人達はこれを見て、星たちが親しげに集まっているように見えたのかもしれません。スバルは石垣島の天頂を通る星で、民謡でも歌われており、このおじいさんのお父さん世代まではスバルをカレンダー代わりに観てまいした。
 

島では、三線を弾き唄う人たちはチームを組むのが基本です。これは各村で唄い方が違うという点や、キーの高さにも相性があるからです。おじいさんは若い頃から有名な唄者で、おじいさんにも相方がいました。そこで僕は「くなー」が「仲間」というニュアンスの言葉であれば「うたくなー」という方言があるかと尋ねました。すると「無い、けど、意味は分かる」と笑って言いました。私にはあってもいい言葉だなぁと思えたのですが、残念ながら無いようです。


私どもが、ツアー会社を立ち上げるきっかけになったのが「星空ガイドの中に民謡を入れる」というアイディアからでした。
私が、八重山民謡で一番大好きな曲は「とぅばらーま」という民謡ですが、とぅばらーまは自分で歌詞をつくります。その時の気持ちを、とぅばらーまのメロディーに乗せます。どんな歌詞でも良いのですが、昔から恋心を伝える際によく唄ったと聞かされています。島の人でなければ理解しがたい音楽ならば、島外の人には方言の歌詞やとぅばらーま自身のわかりやすい説明が必要です。何か良い伝え方がないか試行錯誤しているとき、星空ガイドの中でとぅばらーまをうたうと、誰でも自然に、長い説明がなくても聞いてくれる事に気が付きました。

 

星空ツアーに参加した方が聞く一つ二つの民謡は、星空の中でより引き立つのではないかと。結局のところ、昔から星空の下で歌われていた音楽ですから合わさって調和するのは当然かもしれません。星空ガイドの観点からも、石垣島の星にまつわる文化を歌によってより深く感じることができます。
 

私たちの先人は、暮らしを唄にしてきました。ここに、島が人を魅了するヒントがある。民謡から発展させた石垣島ツアーを基本とする、チーム「うたくなー」が生まれました。このツアーに参加される方々とも良い関係を築きたいという思いも込めた、私が勝手に創った造語です。

 

友利 宇宙

うたくなー石垣島 2つの取り組み

Ⅰ.島うたを楽しむ為に  

Ⅱ.八重山の自然を楽しむ為に

友利 宇宙(ともり ひろし)


進学の為島を離れ、卒業後生まれ育った石垣島に戻り、本格的に八重山古典民謡の世界へ。2013年から5年連続とぅばらーま大会本選出場。

第71回とぅばらーま大会「作詞の部」最優秀作品賞受賞。
八重山古典音楽大濱用能流、師範 知念清吉研究所、登野城青年会に所属。
八重山星の会として石垣島天文台の施設案内や4D2U解説。少年自然の家で、地元の方々を対象にカヌー体験や初心者三線教室、登山シリーズ等を開催。
「絶景ハイキングではその村のうたを、ほしのおとでは星にまつわるうたをご紹介します。」

友利 恵子(ともり けいこ)

2012年にニュージーランドの星空世界遺産であるテカポで星空ガイド(Earth&Sky社)を経験し、翌年、八重山諸島旅行をきっかけに石垣島へ移住。
石垣島天文台職員として施設案内や4D2Uの解説、石垣島や竹富島のリゾートホテル等で星空ツアーを開催。
「南の島の星空を、楽しくわかりやすくご案内します。」

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